日向十五夜祭とは

まつり

毎年、中秋節(旧暦8月15日)頃に行われる「十五夜さん」。この祭りは、富高八幡神社の祭礼がそのルーツとされています。

富高八幡神社の創建は、約800年前。壇ノ浦の戦いの後、椎葉に逃げ落ちた平家を追ってきた那須与市、工藤祐経の2人の武将が、鎌倉にある鶴ヶ岡八幡宮から勧請して社を建て、兵の士気を鼓舞したのが始まりといわれています。

その後、地元の民によって五穀豊穣への祈りと収穫への感謝をこめた祭りが続けられ、近年では見立細工や花屋台が奉納され、日向市あげて舞踊隊などが中心市街地をパレードしを祭りを盛り上げています。
県北三大祭り、そして日向市三大祭りのひとつにも数えられるお祭りです。

コロナ渦により、中断した祭も本年で3回目を迎えます。祭の形は少しずつ変化をしていますが、日向市、宮崎県北を盛り上げる気持ちは変わりません。
徳島の阿波踊り歌の出だしに「踊る阿呆に踊らぬ阿呆おなじ阿呆なら踊らにゃそんそん~」という歌詞があります。沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

日向十五夜音頭

日向十五夜音頭は、昭和40年に日向十五夜祭奉賛会が、奉賛会の80周年に当たることから記念して制作した。作詞は黒木淳吉、作曲は植村亨である。

3番と4番の間に「ひえつき節」が挿入されているが、元市史編纂室長見解では「日向十五夜祭は大きな祭りなので、日向市民だけではなく椎葉・諸塚・入郷地区の人々とのつながりを重視し『ひえつき節』を間に入れたのではないか」とのこと。

引用

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